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インターネットの普及で拡大する市場
現金を持たなくても決済が
できるシステムとして考え出されたのが、
クレジットカード(クレカ)です。
クレカ登場以前にも、特定の
ガソリンスタンドやデパートで決済可能なカードはありました。
ところが、1950年、
アメリカのニューヨーク市で設立されたクレジットカード会社
「ダイナースクラブ」によって、1枚で様々なシーンで利用できる
カードが誕生しました。
1枚でどんなシーンでも使うことのできるクレカは、使い勝手が良くアメリカを始め多くの国で普及しました。
日本では、「ポストペイ(後払い)」というシステムが
借金のイメージに結びつくため、欧米ほど普及はしませんでした。
しかし、インターネットの普及など時代の変化に伴い、
クレカ=借金というイメージは少なくなり、日常生活を豊かにしてくれるモノという認識が広まっています。
クレカによっては、サービス内容による格差が!
現在、クレカの種類は、とても豊富です。
種類が豊富であっても、
クレカを使った場合のポストペイという支払方法は、基本的にどれも同じです。
違いは、年会費無料やポイント高還元率、
旅行傷害保険などのポストペイ以外のお得なサービスです。
ところが、最近では、お得感のあるクレカがめっきり減っています。
その理由はカード会社による年収調査の義務化や、
キャッシングの際の上限金利の引き下げといった法律による規制が強化されたことにあります。
カード破産を防ぐための規制ですが、カード会社にとっては痛手といえます。
その結果、「年会費無料」「ポイント高還元率」などのお得感のあるカードが減ってきているのです。